しにがみのバラッド。〈7〉

いつもは短編集のこのシリーズですが、今回は長編1本とちょこっと短編です。
長編は双子の姉妹と一人の義兄が出てきて、いつものように死んだりしていろいろある話ですが、話の分量としては別に短編でも書けたのではないかと。折角の長編なのに、まるでこれまでは短編で書いていたものを引き伸ばしただけに見えてしまうところは残念です。
物語の設定上、誰かが死んで(死にそうになって)どうこうするという基本的な形は崩せないので、仕方が無いのでしょうか。