デルフィニア戦記 - 第IV部 伝説の終焉4

シリーズ16冊目。
16冊も読んできた気がしないのは、キャラクター達の掛け合いが16冊ずっと同じように続いてきたような印象があるからで、これはもう大いなるマンネリと言える。
全18冊のシリーズで16冊目ともなれば、本筋のお話の方はクライマックスを迎えており、リィは囚われの身になり、ウォルは国王の座を退き、シェラは自分の出生について決着を迎えています。シェラについては、ちゃんと決着をつけていて良かったですが、お話の本筋の方はある程度の予想が出来てしまい、いまいち盛り上がりに欠けているように思います。と、言っておいてリィが獄死したりウォルが永遠に国王の座から離れたりしたら、そっちの方がびっくりしますが。