サウス・ギャング・コネクション―BAD×BUDDY〈2〉

シリーズ2冊目。
カラーギャング同士の抗争を探るため、相棒が潜入捜査することになって、いろいろ心配する主人公のお話。
相変わらず運の悪い主人公は、暗殺者に殺されそうになるし、爆弾魔は逮捕できないし、ギャングには捕まってボコにされるし……まあ結局のところ主人公は刑事の癖に人が良すぎるんですよね。
相棒が潜入捜査中で二人の掛け合いが少なかったりするのは残念ですが、主人公のトホホ感漂う言動は楽しめるし、文章も読み易いほうだと思う。主人公と相棒以外に刑事のキャラクターの名前が出てきても、どの人かよく分からないのはちょっと困る。