デュアン・サーク 2〈6〉勇者への道〈下〉

シリーズ6冊目。無印(2じゃ無い方)から数えると14冊目。
前巻も今巻も、デュアンを主人公にすえた話とオルバを主人公にすえた話を1冊の中で半分ぐらいずつやっているんだけど、お互いの話は完全に分かれていてどこかで話が絡んでくるようなことも無い。そんな状態なのになぜわざわざ1冊に二つの話を入れているのだろうか。
それぞれの話についても、まあありがちな冒険話ともっとありがちな不幸をネタにした話で、タイトルの「勇者への道」も意味不明。
もともと、普通の日本的(和風という意味ではなく)ファンタジーなので話がありがちになるのは別に間違ってはいないんだけど、もう少しアイデアを入れて欲しい。謹んで星一つ。