私立!三十三間堂学院 (2)

女子しかいない中に転入してきた一人の男子生徒をめぐる恋愛の正面からのアプローチとか騒動とか陰謀とか、要するに唯一の男子が鈍感だから成り立っているわけですが、どうも今ひとつそれぞれの要素がばらけているというか、上手くひとつの話になっていないというか、読んでいて話に入っていけない感じがある。
もう少し、書く内容を絞って、本も薄めに仕上げたほうが全体を見たときに読みやすいような気がするけどな。