[book紅牙のルビーウルフ〈2〉面影人魚

シリーズ2冊目。
女王となったルビーウルフが隣国に呼び出されて「全知の書」を巡る騒動に巻き込まれる話。
前巻に続いて主役を含めたキャラクターの魅力でお話を引っ張っていく面白さは失われていません。展開も徐々にラブっぽい雰囲気が出てきていて、まあそっちの方に向かっていくのかなと期待します。
しかし、隣国とかゲストヒロインの出身国とかその他の国の話も出てきて、国の力関係とか世界情勢が割と重要になっているはずなのにその説明はほとんど無く、ご近所の知り合いがワイワイやっているようなスケールにしか見えないのがちょっと気になるところです。