紅牙のルビーウルフ3 西の春嵐

シリーズ3冊目。
前巻は外患の話でしたが、今回は内憂のお話です。公共事業の調整のため伯爵領を訪れた女王と騎士、騎士が突然姿をくらまし動揺する女王というお話。
お話の展開は王道的な物ながら、王道だからこそ安心して読める部分もあり、女王と騎士の恋愛描写もまだまだ信頼関係がちょっと発展したぐらいで、あてられるほどでもないし面白く読めます。
犯人の動機があまりにもアレでしょうもなかったのがちょっと残念。