ジャストボイルド・オ’クロック

人類が「珪素脳」を持ち家電を相棒にして暮らす世界、探偵を生業としている主人公が、人捜しの依頼から命を狙われたり世界を揺るがす事件に巻き込まれていったりする話。
正義の味方ではなくなった主人公が肩の力を抜いたヒーローになり、相棒との軽いやりとりから困難をゆるりとすり抜けていくようなお話で、むしろかっこ良いお話になっています。
読み易いし、世界が魅力的だし、続きを読んでみたくなる本ですね。