リバーシブル〈2〉魔眼の砦

リバーシブル〈2〉魔眼の砦 (角川スニーカー文庫)

シリーズ2冊目．
クリスマスイブにビルの屋上に忍び込んで仲間内でパーティをしていたら，軍隊に拉致されて誘拐された政府要人の救出作戦に協力することになるお話．
前巻では掘り下げて紹介されなかった，頭に装着して操る「調停者(メディアター)」というコンピュータ端末が今回のテーマです．この端末の謎については，もう少し後まで引っ張るみたいですね．
今巻は巻き込まれた事件に対応を迫られ続ける感じで，前巻のような主要キャラクター達のもやもやした意識し合いとかは少なめになっているようで，私としてはこの方が読み易いと思う．