イチゴ色禁区〈2〉秋の神具の奪いかた

シリーズ2冊目.
「玉城家」の長から依頼で神具と長の孫娘の護衛をする主人公と相棒の少女だが,あっさり神具を奪われてしまい,それを「玉城家」には内緒で取り戻そうとするお話.
主人公がエロ妄想まっさかりなのは相変わらずで,ヒロイン達に虐げられる主人公という感じですが,これはそういう色の作品なので仕方ないですよね.
神具を奪われた後で長の孫娘が「玉城家」に報告して支援を仰ぐことを頑なに拒否するような展開があるのですが,その理由がなにか物語の展開に関わってくるような物なのかと思っていたら,全然そんなことも無く脱力してしまうような理由で,少し期待はずれでした.