ゆらゆらと揺れる海の彼方 7

ゆらゆらと揺れる海の彼方〈7〉 (電撃文庫)

ゆらゆらと揺れる海の彼方〈7〉 (電撃文庫)

シリーズ7冊目。
物語はいったん過去にさかのぼる。アールガブのシグルドが、ちいさな義勇軍の相談役からいかにして大帝国を建て皇帝になったのかが書かれていくはずです。
読者としての視点が義勇軍側に一定していて、あまりぶれないのは読みやすくていいですね。お話の展開も素直で、どうしようもない状況から少しずつ這い上がっていくのは読んでいて楽しいです。