灼眼のシャナ 14

灼眼のシャナ〈14〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈14〉 (電撃文庫)

長編はシリーズ14冊目。
クリスマスイブ。ついにシャナと吉田は三角関係に決着をつけようとするのだが、クリスマスに浮かれる街に敵が現れて、というお話。
戦いの行方とその結末はさすがに読み応えがあるし面白い。それとは別に少年少女の強い想いや関係もそれぞれに決着が付けられたり付けられなかったり。長いお話の中の一冊として流れていくもので、なかなか一冊一冊がどうということもないのだけど、この巻の締め方はなかなか先の展開に期待させられるものになっています。