扉の外 2

扉の外〈2〉 (電撃文庫)

扉の外〈2〉 (電撃文庫)

シリーズ2冊目。
前の巻のゲームに早々に敗退したクラスが別のエリアを見つけ新しいゲームに身を投じていくお話。
閉鎖空間での疑心暗鬼や立場が下になった者へのドロドロした感情の発露、ゲームを通したキャラクター同士の関係性。キャラクターたちの誰かが正しいというわけではなく、あくまで状況を描写することでお話を組み上げていきます。物語の展開だけで楽しめるのは良いですね、結末はあまり重要じゃない感じなのも面白い。