黄昏色の詠使い 2 奏でる少女の道行きは

シリーズ2冊目。
前巻の事件の裏を探るため、学園の教師に夏休みの移動教室先の近所にある企業の研究所を探る任務が与えられる。一方、前巻では脇役だったエイダは自分の生まれついての途と、学園で学んでいる名詠式のどちらを選ぶか迷っていた。
召還する名詠士と送還する祓名民、対照的な職業が紹介されて世界に広がりが出てきました。学生らしい暢気さとか、ほのぼのしたやりとりとか、相手のことを思いやる気持ちとか、読んでいて楽しい良い気分になってきます。面白い。