世界平和は一家団欒のあとに 2

シリーズ2冊目。
挫いてしまった悪の家系の家庭崩壊の危機を知り、関係修復に乗り出す正義の味方の主人公のお話。
悪の組織といっても使い古されたいかにもな感じの美学を持った悪の組織が登場するので、安心して見ていられます。逆に言えば意外性は少なく、だいたい予想した方向に物語は進展して行き、普通に結末を迎えています。もともと、登場するキャラクター達の設定が逸脱しているから、物語は普通の展開でもいいんでしょうね。