断章のグリム 5

シリーズ5冊目。
赤ずきんの物語を下敷きにした事件がおきることが予言された街で少女の失踪事件が発生し、事件解決の要請を受けた主人公とヒロインが新興住宅地の街を訪れる。
赤ずきんの物語と事件の関係性も判明せず、非協力的な現地の能力者も登場したりで、事件との対峙だけではない部分が描写されていて、それはそれで楽しい。その分、シリーズ特有の気持ち悪さは控えめですけどね。