ダークエルフの口づけ 3

シリーズ3冊目。
夜会の席上、警備に当たっていたアマデオがバンパイアに攫われる。アマデオを救う任務のため、バンパイアが根城にしている湖上の流刑地に侵入するベラだが、ベラには別の任務も命じられていた。というお話。
悪役ほど魅力的に書かれているような気がする暗い雰囲気の物語ですが、物語の中で登場人物たちが真相として話している事がどこまで本当の事なのか分からず、そういうところも良い感じ。令嬢らしいキャラ立てのエビータのしたたかさと心の中に一物隠しているらしきところも、それらしくて良い。