カラブルワールド ~緑の闇~

カラブルワールド ~緑の闇~ (ガガガ文庫)

カラブルワールド ~緑の闇~ (ガガガ文庫)

第1回小学館ライトノベル大賞期待賞受賞作。
1930年代のイギリス、オカルト研究家のコールランドのもとでお世話になっているライティスとミッケラは、「女王ガリエリテ伝説」を探求するためコールランドの助手として南米ギアナへ向かうお話。
「魔術」が現実に存在するものだったり、人の中に獣人や昆虫や吸血鬼の「因子持ち」が普通に混ざって暮らしているような、そんな世界ではオカルトもインチキやごまかしではない力を持っているようで、登場人物たちにはキツイ展開が待っています。世界をちゃんと描写してくれれば面白いシリーズになりそうで、楽しみです。