“文学少女”と月花を孕く水妖

“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)

“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)

シリーズ6冊目。
夏休みに遠子から呼び出されて麻貴先輩の家の別荘に行く心葉。別荘は80年前に惨劇の舞台になったいわくつきの物件で、遠子と心葉そして麻貴先輩がそろって、また不気味な出来事が起きようとしていた。
題材となる作品は泉鏡花の戯曲「夜叉ヶ池」。
シリーズのクライマックスへ向けて、一息つくための特別編。とはいえ、いかにもこのシリーズらしいお話で素晴らしい。