螺旋のプリンセス 2

シリーズ2冊目。
内気だけど少年の振りをして地球に暮らす、異世界「天箱園」の第三王女が自分を変えたいと思い、地球での役職の任命を受けて、王女のことを邪魔に思う勢力の企みに巻き込まれる話。
王女にしてもヒーローにしてもすこし突き放した感じの、身も蓋もない描写が目立つけど、そこが良いところでもある。ちょっと主役のインパクトが弱いのが気になって、シリーズの先行きに多少の不安を覚えますが、どうでしょうか。