風月綺 江南王都に季節は巡り

第二次大戦の二十五年後、現実とは違う道を歩んだ中国を舞台にした武侠小説のシリーズ二巻目です。人探しを依頼された主人公が南京で殺人事件とか、武侠の世界の勢力争いとかに巻き込まれていく話。
自分がちゃんと読んでいなかっただけかもしれないけど、人物の行動がちゃんと繋がっていないというか、こう思うからこう発言したっていうのが分かりづらい所があるように思う。それぞれの陣営に人物が多すぎるのも、戦闘シーンがとっちらかってしまうし、主人公達の活躍が薄くなってしまうのであまりいいとは思えないな。