狼と香辛料

第12回電撃小説大賞銀賞受賞作。
中世を舞台に行商人が荷馬車の荷台で狼神の化身の少女を見つけ道中を共にする話。
行商人が主人公で特に強いわけでもなく、扱っている題材は経済だし、普通のライトノベルとはちょっと違う視点で書かれていて面白い。
ヒロインのキャラクターも老獪なところと無邪気なところが同居していてあまり無い感じで印象に残ります。
全体に良作で続きが楽しみです。