二階の妖怪王女〈4〉

シリーズ4冊目。3本のお話からなる短編集。
戦闘機妖怪を退治する話とTVの怪談番組でやんちゃする話と餃子屋の話。
お話自体は王道で水戸黄門でも見ているかのような気分になりますが、別にそれが悪いと言うわけでもなく、いたって普通の出来です。
なんか最後に登場したラスボスっぽい敵がどうにも類型的で本当に王道が好きな著者だなと感心してしまう。