抗いし者たちの系譜 虚構の勇者

シリーズ2冊目。
帝国を建て魔王となった勇者ですが、新しい勇者の噂が出たり国内の情勢が不安定だったりするお話。
勇者が魔王になったから新しく魔王を打倒する勇者が現れるとか、言葉遊びが過ぎる気がしますが、まあそういう世界だと言われてしまえばそれまでです。
1冊目がきれいな終わり方でシリーズが続くとは思っていませんでしたが、文章とかキャラクターとか良いものを持っているので、物語をどう続けていこうとしているのか期待したいところです。