バイトでウィザード 唱えよ安らぎの歌、と星は輝いた

シリーズ長編10冊目。
双子と双子兄の元彼女は本家と久画均精の間の抗争に巻き込まれ、逃げようとしても立ち向かおうとしても全てのことが悪く回って行き追い込まれていくお話。
久画均精編はこの巻で結末を迎えます。最後は肉体的にはぼろぼろで明日をも知れない感じですが、精神的には救われ希望に満ち溢れていて、そのギャップがまた良い。
ここにハッピーエンドはありません。ここにあるのは欝に照らされたかすかな希望だけです。