文庫版 陰摩羅鬼の瑕

文庫版 陰摩羅鬼の瑕 (講談社文庫)

文庫版 陰摩羅鬼の瑕 (講談社文庫)

長編はシリーズ8冊目。
長野の洋館「鳥の城」の主人が婚礼するたびに4回も続けて新婚初夜の花嫁が殺される事件がおきて、5回目の婚礼に探偵が呼ばれることになるお話。
ミステリーとしては微妙ですが、登場人物たちのらしい振る舞いとか、心情の描写とか、トリックとは別なところで生死について考えさせられる部分があったりして、まあ、楽しんで読めました。
1200頁で1260円なら安いんじゃないかと思ったり。