バッカーノ!1934獄中編―Alice In Jails

シリーズ8冊目.
それぞれの事情からアルカトラズ刑務所に集まってしまうキャラクター達と,ニューヨーク,シカゴそれぞれにそれぞれの事情でまた何かが始まる予感を感じるキャラクター達の話.
シリーズとしては久しぶりの新刊で,キャラクターを忘れてしまっていたりするのですが,雰囲気は相変わらずで良いなぁと.
ただ,キャラクターによっては場所がかなり離れてしまっていますし,刑務所の中と外では没交渉にならざるを得ないわけで,そんな状況でこの群像劇をどう纏め上げていこうとしているのか楽しみではあります.