護くんに女神の祝福を! 10

シリーズ10冊目。
初夏の北海道に修学旅行に行く前にちょっとしたすれ違いから護と絢子が喧嘩をしてしまう。修学旅行は留学生のエレメンツィアにとっては帰国前の最後のイベントで、波乱の予感がするお話。
基本的にはデレデレの二人の痴話喧嘩とか、恋の話だけで1冊構成されていて、安定しているといえば安定しています。前巻までに進めてきたシリーズ全体の展開の方は置き去りにされていて、なかなか思い切った構成をしているなと。