薔薇のマリアVer2―この歌よ届けとばかりに僕らは歌っていた

短編集3冊目の扱いでしょうか。
ZOO結成前のキャラクターたちのたどってきた途がおおむねシリアスに書かれています。
シリアス一本槍な話はそれはそれで面白い。だけど個人的にはカタリがエルデンで自称運命の出会いをして女のために一肌脱ぐ話が気に入りました。お話の筋自体はありがちで想像通りにすすんでいく感じだけど、カタリのキャラクターが、またこういうお話に合いすぎで面白すぎる。良い。