“文学少女”と穢名の天使

“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫)

“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫)

シリーズ4冊目。
遠子先輩が12月に入っていまさら受験に専念しだして、文芸部も休部状態に。一方ななせの親友が行方不明になり、心葉はななせと行方を追うが、というお話。
そりゃ親友の子をここまで不幸な境遇に置いて不幸な事件に遭遇させれば、いやでも哀しい話になりますよね。シリーズ通してみれば心葉が辛い目にあう必要があったのかも知れないけど、そのために不幸にされてしまった脇役に救いが無いのが辛いところ。